PRODUCTS 取り扱い商品
私たちにとっての「きもの」は単に「着る物」ではありません。作り手の想いや、それを伝える私たちの想い、そしてなにより「きもの」を着られる方、贈られる方の想い、そんな想いのこもった「きもの」は「気物」であったり「喜物」であったり「季物」であったり、できれば「着物」とは書き表したくありません。実際のところ、おきものをお召になった方は、きものに単に「着る物」以上の価値を感じられるのではないでしょうか。
FORMAL KIMONO 礼装着
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NAGAJUBAN 長襦袢
長襦袢は真っ白で柄のないものから、淡く薄い色合いのもの、はっきりとした色柄のあるものまで様々ございます。それぞれTPOがあり、上に着るおきものの種類にルールがあります。
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WASHABLE
KIMONO 洗える
きもの小紋や色無地、付け下げなどお稽古やお出かけに便利な洗えるきものですが、東レ、テイジン製品など種類豊富に取り扱っております。
WORKSHOP 工房訪問
小菅屋の展示会でご紹介する代表的な織元、染元はなるべく事前に工房を訪問しています。製造過程や製造現場の様子を見学させていただき、職人さん達の生の現場の雰囲気を感じ、本当に納得して確かなきものや帯をお届けしています。
REPORT
染め織りきもの
探訪機
紋屋井関さま
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1今回お邪魔したのは紋屋井関さん。創業は室町時代、西陣で最も古い機屋さんです。
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2お話を伺ったのは紋屋井関の平尾常務。見事な能装束をバックにお話しを伺いました。
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3機場に移動するとまず目に入ったのは無数に積み上げられた紋紙です。いわば柄の設計図のようなもの。
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4今や西陣では一般的な紋紙を使用した織物ですが、様々な色柄の紋織物はこの紋屋井関が発症です。
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5きものや帯のキレイな紋様とは違って機場は雑然とした雰囲気です。
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6空引き機という2階建ての様な大きな機を使って織られています。初代井関宗麟がこれを使った紋織物を冠せさせたのは弘治元年(1555年)のことです。
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7手織りの中でも最も原始的で手間のかかる「手越し」と言われる技法です。織りあがるとしなやかさと収縮性があるのが特徴です。
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8沢山の杼と緯糸が並びます。
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9な、な、なんと私達が目を話した一瞬の隙に、2mはあろうかという機の上に、スタスタと駆け上り紋紙を変える作業を行う戸田さん!驚きました!!
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10御年74歳とは思えぬ軽やかな身のこなし!30代40代50代も唖然と見上げておりました。
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11そうかと思うと下に降りてきてまた緻密で繊細な作業に戻ります。
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12「やっぱりきものはいいねぇ」と一言。お話するときはなんとも優しい笑顔で応えてくださいました。戸田さんありがとうございました。